今年の初歩きは、昨年の三浦富士に続き三浦半島とし大楠山とした。　おなじみの大楠山なので、皆さんが知らなくて私も歩いた事のないコースをさがしてみた。　そして横須賀の鹿島から沢山の池や虫山の池のある谷戸奥の地図にないルートをたどり大楠山に登り、下りは一般登山道の北側にある、やはり地図にない道から前田川を歩くルートとした。　年末から年始は連日晴天に恵まれ気温も高い日が続き、今日も初春のような暖かさもあってか、正月の３日でも平均７２歳の元気な仲間が２５名も集った。　
鹿島バス停からしばらく車道を進み大楠高校の先の大きな公園で身支度を整え、ストレッチをしてスタート。　送ゴミ処分場先を左に荻野川沿いの車道に入る。　まもなく里山公園のように整備された沢山池が現れるがﾞ、無粋な柵が設けられていて入ることが出来ない？。　すぐ先の妖精の道への分岐をあえて右へ、林の中をくねくねと歩きカヤトの湿地に出る。　　鉄橋の先の木橋を渡り、急斜面に取り付く。　一部崩壊箇所があったがなんとか通過し急な階段を一気に登ってゆく。　
『沢山の池の先は数年前の大雨で一部荒れているとの情報もあり、ザイルをザックの一番上に入れていったが、Ｎさんの情報により、道迷いもなくザイルを使用することもなく順調に登ることが出来た、感謝！』　
なだらかな尾根道はまもなく葉山霊園からの一般登山道に合流し、すぐ先の鉄塔の下の陽だまりで昼食とする。　歩きやすい尾根道は気持ちが良く、足取り軽く口も軽くワイワイガヤガヤ元気に登って行く。　通行止めになっている衣笠分岐を見送り、阿部倉からの道と合流しゴルフ場横のネットの脇をしばらく進む。　直下の２４０段の階段を登りきり大楠山の山頂に着き、展望台に登り眺めを楽しむ。下山は電波塔の横の畑を突っ切り林の中の道を下って行く。　前回来たときは藪っぽく足場も不安定だったが、今日は綺麗に草木が刈られ道も整備されている。　（最近はどこでも良くあることだが、整備に感謝しつつも、歩きやすいと喜こんでいいのか、自然が「らしく」なくなったと愁いていいのかと複雑な心境は贅沢かな？）　そんな事を思いながら、急斜面を下り前田川に降りる。　ここからは、飛び石、淵、川底のぴちゃぴちゃ楽し沢歩き、残念ながら一度車道に出るが、再び川の遊歩道に入り、終点の階段を登って無事終了。　
標高は２００ｍ位だが山あり谷あり難路あり、そして最後に沢もありで変化に富んだ楽々コース、それなりに楽しめた初歩きでした。　