大楠山は三浦の山の最高峰で山頂直下の階段の下まで車道が伸びてきている。　私が初めて大楠山に登った？のは２０年ほど前、仕事の途中に車で立ち寄った。　展望台に登り一人風に吹かれて眺めを楽み、大楠山のキーホルダーを買い、しばらく車にぶら下げておいた記憶がある。　
この時期、のんびり歩くには大楠山は手ごろな山。　いつもと違うコースはないかな～とＮさんに相談して選んでもらったコース。　逗子駅からバスで移動、久留和で下車してバス停横の車道を左に進み、関戸川遊歩道に入る。　川沿いの遊歩道は良く整備されており、気持ちよく歩く事ができる。　途中から子安集落に向かい川沿いから山手に向かう。　集落の高台から眺める富士山の姿はそれこそ日本一でした。　くねくねと車道を下り、湘南国際村の下の遊歩道の終点に出る。　長い石段を登り豪華な家が建ち並ぶ湘南国際村に入る。　途中から右に折れ、車道を２０分ほど歩き、葉山国際カントツリークラブ横の登山口に着く。　階段の道はまもなくほどほどの斜面の尾根道になり、左手にゴルフ場を見下ろしながら高度を上げてゆく。　明るい樹林帯をしばらく登って行くと大楠山直下の階段に出る。　階段を登りつめた山頂はハイカーで大賑わい、子供たちの歓声が飛び交っている。　ゆっくり日向ぼっこの昼食をして、下山にかかる。　階段を下り、通信中継所の横の畑を通り抜け、踏み跡薄い落ち葉に埋もれた尾根道を下る。　初めて歩く快適な道に気を良くしてぐんぐん下って行く。　前田川の淵に出る急な下りを降りたところはかなり荒れていた。　ここからは川の中の遊歩道をず～っと下りたいが、途中に崩壊による通行止めがある。　一部、車道歩きはあったが、飛び石や木道もある川の中の遊歩道を楽しみながら前田橋に出て、バスで逗子駅に戻った。

　　　　