会山行でも多く実施されている三浦富士だが、私にとっては１０年ぶりとなる。
今年の初歩きは早めに、そして近場でのんびりと思い　１月３日の三浦富士と武山とした。
コースは京急長沢駅に集合し、三浦富士から砲台山を経て武山に登り、津久井浜駅の下る一般的なコースとした。　正月３日と早かったが２１名の申込みで、１９名での実施となった。　車道を進み、駅北側のグリーンハイツにある長沢児童公園横が出発点。　登り口の階段を上がり、山道に入りすぐ先の右手にある「鳩よよみがえれ」と刻まれた　平和母子像　に立寄り、なだらかな道を登って行く。　しばらく進み、道が左に曲がり始めた頃、右に細めの登り道が見えた。　覗き見ていると、私の遊び心が「面白そうだぞ、行ってみな！」と囁く。　躊躇なく本道を左に分け右に進む。　少々ヤブっぽくなり、参加者の声にならない声が伝わってくるが、どんどん進む。　やがて平らなＴ字路に出て、そのまま左に行こうとすると、後ろから「右じゃないの」と先輩の声がした。　じゃあ行ってみましょうか？で、右に行くがぐんぐん下ってしまい結局引き返すことになり、分岐まで戻り小休止。「今日は船頭が多いからね～」で左に進むと、ほどなくして本道に合流、右折し三浦富士への急な登りにかかる。「そうそう　この道だよ」の声を背にわいわいがや登って行く。　三浦富士で眺めを楽しみ、軽快な尾根道を砲台山に向かう。　やがて砂利道となり、見晴台の先を右へ砲台山に着く。　砲台跡と電波塔のある広々とした山頂は異常とも思える暖冬で春のような暖かさ。　往路を砂利道まで戻り武山をめざす。　尾根道に階段が現われると道は二手に分かれるが、そのまま階段を登り電波塔の脇を抜け武山に着く。　ツツジに囲まれた展望台に上れば、広大な眺望が得られ方位盤で山座同定を楽しむ。　西側にある武山不動尊でお参りをすませ、海に向かいぐんぐん下って行く。　車道に出て、しばらく進み津久井観光農園から車道を避け左に折れる。　観光農園の畑の中の道から川沿いの遊歩道を進み、津久井浜の駅に無事到着し、幸先の良いスタートに気を良くした初歩きでした。