北高尾山稜の支尾根のミニバリエーションも今回で３回目となる。　過去２回はルートを読み間違え一部迷うところがあり、予定通りのルートを歩くことが出来なかった。　今回は狐塚バス停から黒ドッケ、杉ノ丸を経て茗荷沢林道と板当林道の間の尾根を下るルートとした。　前２回とも道迷いで時間オーバーしたため、今回は時間に余裕を持たせ実歩時間４時間半とした。　
平日のバリエーションルートとあって、参加者は１１名、内５名が昨年の入会者でバリエーションルートは初めての人が数人いる。　今日はとにかく慎重に、特に道迷いは避けねばならないと自分に言い聞かせる。　バス停裏の　浅川に架かる尾長橋を渡り、その脇を右に折れ山道に入る。　本には「川沿いから小沢にかかる木橋を渡り支尾根に取りつく」とあるが、木橋が見当たらず、進む方向に踏み跡や　”らしき”　様子が見当たらない。　やむなく尾根に向かい踏み跡らしきものを辿りながら急斜面を直登する事とした。　急斜面ではあるが植林の中はゆっくり登れば危険はない。　喘ぎながらも３０分ほどで駒木野からの尾根道に出て呼吸を整える。　この尾根道を東に向かい落ち葉に埋もれた薄い踏み跡を、ピークを２つほど巻きながら進み、ゆうやけ小やけからの登山道に合流する。　ここからは一般登山道だが、途中ミニバリらしく杉林の直登ルートを経由して、黒ドッケを経て本日の最高峰杉ノ丸に着く。　昼食中「滝ノ沢林道のショートカット」と遊び心が頭をもたげるが、メンバーを見渡し慎重！慎重と自分に言い聞かす。　予定通り板当峠から林道を進み、茗荷沢への山道に入る。　この先、茗荷沢の右岸尾根と左岸尾根にわかれ、左岸尾根の方が良く歩かれているが、今回は右岸尾根を下る。　樹林の中の踏み跡薄い急坂から、緩急を繰り返し途中にあるとされる『御料局三角点』を見つけながら延々と下って行く。　諦めかけた頃『御料局三角点』が見つかり「あった、あった」で気を良くしてなおも下り続け、林道に突きあたる。　バス通りに出て、高尾駅、八王子駅へのバスが出る大久保バス停まで歩き、解散とした。
予定時間どおりの行程でしたが、初めてバリエーションルート参加の方、大変お疲れ様でした、これに懲りずにまたどうぞ。

　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お疲れ様でした

ただいま〜

北高尾山稜　その３

２０１８年５月１７日