今回のコースは昨年８月末実施し、出発時の小雨も本丸跡で本降りになり直、下の小屋で昼食して引き返した山行の再企画で、内容は前回と同じとした。
今回は雲一つない晴天となり、前回の参加者２名を含む１１名での実施となった。
霊園まのバス停で下車しそのまま歩きだし管理棟で身支度を整え、御主殿前を往復する。何年か前”おいらくまつり”をした御主殿跡は今では綺麗に整備され、文化財となっている。　前回工事中だった御主殿への連絡橋は造られていたが、通行は４月かららしい。　管理棟に戻り本丸跡を目指す。まずは旧道をしばらく登り、柵門跡を過ぎるとまもなく左手に八王子しがいの眺望が広がり、かなたにうっすらスカイツリー？の姿も見える。まもなく八王子権現を祀り、八王子名称の起源とされる古社、八王子神社に着く。　裏手をひと登りで本丸跡に着き、左手の踏みあと薄い急坂を無理やり下り、ヤブっぽい斜面の下りを楽しむ。ここからは常緑樹の多い林間の尾根伝いにアップダウンを繰り返しながら、天守閣跡を経て富士見台に立つ。雲がかかり、かすかに見える富士山に「見えると見えないとでは気分がちがうね」で小休止。ここから連続する尾根道のアップダウンはけっこう長く急なとこもある。一時間ほどで地蔵の頭に着き、ほっとするがまだ小さなコブのある急降下が続く。ようやく平地に降り立ち、案内板を見ると「八王子ハイキングコース」とあり、ハイキングコースにしてはちょっときつめコースかなと思ったりして、思わず振り返って眺めてみた。　中央高速をくぐり、中央本線を跨ぎ、駒木野バス停に着いて解散とする。