今回も雨予報、梅雨に入り「しょうがないな～」。 しかし大月方面は午前中は雨が残るが昼からは曇りから晴れの予報。 この予報は外れないだろうと確信を持って大月に向かう。 車内でアキラさんと一緒になり、「家を出る時はすごい雨だった、今回の参加者はどうだろう？」「今日の天気は大丈夫ですのでまあまあじゃないですか？」なんて話をしながら窓の外の空を見上げる。 予想通り猿橋駅に着いた時は雨は上がっていた。 参加者は７人となった。 前回来たのは数年前、その時はトップにお任せで歩いたためところどころ覚えていないところがある。 ”駅からハイク”の場合はともすると登山口まで手間取る事がある。 南口を右へ、ニュウタウンへの車道を左、畑地の縁を進み、樹林帯に入ったところが登山口。 階段を登り植林帯の山腹を登り尾根上に出て、雑木林の清々しい道を行く。 傾斜が増し小さな岩場を急登した後に小平地の神楽山分岐に着く。 東へ向かい直ぐ先が神楽山、ピストンし九鬼山の縦走路を御前山に向かう。 御前山（岩）は東と南側が垂直にスパッと切れた岩頭で眺望が一気に開け、雲間に富士山も見える。 岩塊を巻き、岩稜を乗り越え、樹林帯の尾根道を進み沢井沢の頭を右に菊花山に向かう。 しばらくは尾根通しのアップダウンを繰り返す。 やがて大きな岩塊が現れ、攀じ登って菊花山の山頂に達する。 展望は抜群でゆっくり眺めを楽しむ。 下山は痩せた尾根の急なザレた急降下が続く。 ロープを頼りに慎重に下るがこれがどこまでも続く。 神明神社の手前で石の上に蛇が死んでいた。 「大丈夫」と言って脇をすり抜ける時に急に蛇が動き出し「えっ」でびっくりも事なきを得た。 ほどなく国道に出て駅近くのおなじみのラーメン屋で皆で乾杯した。 いや～ビールと餃子のうまかったこと、これだから山はやめられません。
