８月は何処に行っても猛暑の毎日、近場の日帰りはせめて少しでも高い所でもと箱根を選んだ。　そして高低差の少ない、私としては歩いていないコースで芦ノ湖西岸歩きとした。　メンバーの中には何人かは歩いた事があると聞き、湖畔のハイキングと軽く考え　ウォーキングシューズでも大丈夫くらい？と甘く見て★で企画した。
雨を知らない我がチームも今回ばかりはと覚悟をしたが、有難い事に曇りのち雨（３時頃から）となる。　お陰様でバス停を気温２３度くらいで気持ちよくスタートすることが出来た。　箱根駅伝の折り返し点の公園を抜け、駒形神社前の車道を進み、やすらぎの森への階段を見上げるがそのまま車道を行く。　白浜のゲートを過ぎ、砂利道をしばらく進むと間もなく山道に変わる。　木が生い茂る湖岸の高台の道は湖面から吹き上げる風が気持ち良い。ようやく砂浜が見え、箒ヶ鼻の手前で湖畔に下りて小休止。　やがて左手に、昭和５年甚大な被害を及ぼした大地震の“豆相震災記念碑”が現れ覗きみる。　平たんで歩きやすい道も狭く曲がりくねっており、休憩するところもなく湖畔の砂浜を探しながら歩く。　百貫ノ鼻を過ぎようやく見えた砂浜に向かい、真田浜に下りて芦ノ湖超しに見える駒ヶ岳、二子山、神山を眺めながら昼食を摂る。　雨の心配はなさそうだが、まだあと６ｋｍほどある。　同じような変化のない道を小杉の鼻から亀ヶ崎と木間越しの湖畔を見下ろしながら歩を進める。　３０分ほどで、道は深い緑に覆われた散策路になりまもなく深良水門に着く。　曇りから雨の予報はどこへやら、暑い日差しを浴びながら桃源台に向かう。　湖尻水門を渡り車道に出てキャンプ場脇を進み桃源台に着き、直ぐに来たバスで湯本駅に戻った。　結局、実歩３時間３０分で２１０００歩も歩いた。高低差はないものの、くねくね曲がる細い単調な山道が多く、思ったより歩き甲斐があり　★☆　くらいの行程となってしまった。
やはり“実際歩いてないコースは甘く見がちになる”を再認識させられた箱根芦ノ湖西岸歩きでした。皆さんお疲れさまでした、これに懲りずにまた頑張りましょう。　　